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フランス文化でもあるシャンドラーの日を、家族揃ってキッチンで楽しむ

2023-02-18
収穫した自家製ジャムを小瓶に並べて古木のインテリアに合わせる

ガーディアンホームは、お客さまとの信頼関係を大切に、藤沢・鎌倉・逗子・茅ケ崎・寒川の湘南エリアに密着した新築、リフォーム・リノベーションの住まいをお届けしています。

アンティーク照明にヴィンテージ家具やソファ、間接照明に照らされる本漆喰の柔らかな陰影が落ち着きのある北欧や南欧のインテリアによく似合います。

無垢フローリングに囲まれ、ゆらゆら揺れながら椅子に座り本を読むくつろぎのスローライフは、50代から60代にとって癒やしが感じられるリフォームのデザインです。

ガーディアンホームが手掛けるラフェルムには、フランスの暮らしを感じさせる魅力が詰まっています。

お正月が終わると、日本のスーパーでは節分の日に向けた恵方巻のチラシや豆が店頭に並びますね。

フランスではこの時期になると、小麦粉、砂糖、ジャム、ヌテラなど、クレープの材料がずらりと陳列されます。

フランス国民にとって、2月にクレープは欠かせないのです。

今回は、冬の終わりを感じる季節に行われる、フランスのイベントをご紹介します。

フランス国民の大切なイベント「シャンドルール(聖燭祭)」

フランス国民の大切なイベント「シャンドルール(聖燭祭)」

イエス・キリストの生後40日、つまり、クリスマスから40日経つ2月2日のシャンドルールに、フランスの家庭ではクレープを焼いて食べる習慣があります。

シャンドルールとは、幼子イエスがエルサレムの神殿で、神に捧げられたことを記念する日なのだそうです。

なぜクレープを食べるようになったのか気になりませんか。

教皇ゲラシウス1世が巡礼者にクレープを振舞った、とか、クレープの形が太陽のようなので“キリスト→太陽→クレープ”といった連想になったなど、由来は諸説あるようです。

はっきりしたことは分かっていないのですが、元々はキリスト教の行事だったシャンドルールは、現代のフランス人にとって2月2日にクレープが欠かせないイベントとなっています。

そして、このクレープの日には、ちょっとした言い伝えがあります。

クレープを焼くときに、片手にコインを握りしめ、もう一方の手でフライパンを振りクレープをひっくり返すことができれば、その年はお金に困らない、ですとか、幸運に恵まれるといったものです。

日本ではまだ馴染みがないイベントですが、イベントと甘いお菓子が大好きな日本人にも浸透する日はそう遠くないかもしれませんよ。

収穫した自家製ジャムを小瓶に並べて古木のインテリアに合わせる

収穫した自家製ジャムを小瓶に並べて古木のインテリアに合わせる

日本でよく見かけるクレープは、フルーツやクリームがたくさんのった華やかでおしゃれなスイーツのイメージがありますが、フランスでは昔から素朴で家庭的なお菓子なのです。

簡単に作れる家庭料理ということもあり、それぞれの家庭や地方でつくり方や味が少し異なるようです。いわゆる、おふくろや地元の味というわけです。

シャンドルールに限ったことではありませんが、フランスではクレープやガレットと呼ばれる塩味クレープを食べるときに欠かせない飲み物があります。

それは、リンゴの発泡酒、シードルです。

シャンドルールが近づくと、クレープの材料である小麦粉やジャムと一緒にシードルもスーパーの棚に並ぶのもおなじみの光景です。

ワインが大好きなフランス人も、クレープ屋さんではシードルを注文するのが定番という話を聞いたことがありますが、それだけクレープには欠かせないお供といっても過言ではありません。

お菓子作りと共に孫と家族の時間をつくるキッチン

お菓子作りと共に孫と家族の時間をつくるキッチン

フランスの各家庭で、この時期にクレープを作るイベント「シャンドルール」をご紹介してきました。

時には子供も一緒にキッチンに立ち、クレープづくりを楽しむそうです。

子どもが親や大人と一緒に料理やお菓子作りをする時間は、コミュニケーションが取れるだけでなく、料理やお菓子づくりをすることが幸せな時間であることを伝えることができます。

また、そういった実体験から学んだことは、親から子へ、子から孫へと引き継がれていくことでしょう。

ただ料理をつくるだけでなく、時には家族の時間を深める役割も担うのがキッチンです。

そこでおすすめしたいのが、新築やリフォームをご検討される際に、キッチンを“ひとり”ではなく“家族と一緒に”使うことをイメージして計画してみることです。

一言にキッチンといっても、家族と一緒に使うことを想定するのとしないのとでは、全く異なったデザインになってきますよ。

ぜひご家族の時間を育むキッチンを、新しい住まいのご計画に入れてみてください。

ラフェルムのインテリアにキャンドル(シャンドルール)を灯す

シャンドルールの日にクレープが食べられる由来のひとつとして “キリスト=太陽を連想した”とご紹介しましたが、もう一説には、冬の終わりを告げ、春の訪れを感じさせてくれる明るく輝く太陽を象徴する食べ物だからとも言われています。

日本で昔から行われている節分も、厳しい冬から草木が芽吹く春へと移り変わる節目の行事でもありますね。

国や文化は違いますが、春を心待ちにする気持ちは日本とフランスで共通なのかもしれません。

今年は、家族みんなでフランスのイベントを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ガーディアンホームではゆっくりと時間が流れるような、フランスの片田舎の暮らしが叶う、そんな住まいをご提案しています。

住まいづくりのご参考になる資料もご準備していますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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