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季節の移ろいを感じる、アンティークと庭のある暮らし

2023-09-02
季節の移ろいを感じる、アンティークと庭のある暮らし

夏の終わりから秋へと変わる季節に

カーテン越しの光がまぶしかった夏も、そろそろ過ぎようとしています。

夏の終わりを惜しみつつ、秋風が吹き始める季節。

天然素材とアンティークに囲まれた家は、どこかノスタルジックな雰囲気を漂わせています。

昼間は暑くても、日が少しずつ短くなり、影が濃くなる。

つけるのが早くなったランプの明かりが、秋の気配を感じさせてくれます。

レンガやタイル、木を使った家には、自然と暮らす心地よさがあります。

土の風合いを持つレンガ、カラフルな色や模様が可愛らしいタイル。

育った年月を想像させる木目も、ひとつひとつ味わいがあり、自然が生み出すオリジナルなデザインを備えています。

自然の素材がたくさん使われた家は、飽きることなく、不思議と心が安らぎます。

室内に差し込む太陽の光は、季節によって角度が変わります。

お天気や、空の色で、室内の色合いが微妙に変わることも。

また、春夏秋冬で姿が変わる木々が窓の向こうに見えるのなら、風で揺れる様子が見えたり、光や影がその時々で変化して室内にとどくこともありますね。

自然が身近にあると、季節が変わることが五感ではっきりと感じられます。

住まいに花とグリーンは欠かせない

プレゼントでもらって、とても気に入った植物。

子供のころ、学校帰りの通学路、どこかのおうちで咲いていた花。

もちろん計画された庭園は素晴らしいのですが、そうでなくても好きな植物を少しずつ増やしていくだけでも、立派なガーデニングです。

だんだん形作られていく庭の風景を見るのは、嬉しいものです。

暑さが和らぎ、秋の風が吹く季節に、庭の植物も少しは元気を取り戻したかのよう。

たくさん花を咲かせてくれたら、切り取って涼しくなってきた室内に生けるのもいいですね。

蚤の市で見つけた、アンティークのガラス瓶やピッチャーは、一輪でも、たくさん生けても、雰囲気があります。

花やグリーンを天然木の家具の上に並べると、秋の気配が感じられる癒しの空間に。

旬を取り入れると、自然がより身近に感じられ、日常に彩りが増します。

季節ものの果実酒や、シロップに挑戦したいのであれば、ぜひ保存瓶の用意を。

消毒をしっかりすれば、旬の果物とホワイトリカーや氷砂糖で、意外と簡単にできます。

キッチンのオープン棚に、あれこれ保存瓶を並べると、なんだかわくわくしませんか?

時々眺めて、熟成されるのを待つ時間も、楽しい。

ふと、こんな暮らしに憧れていたのかもしれないと思うのは、昔、外国の絵本で見たからかもしれません。

アンティークのお皿で秋のおもてなし

アンティークのお皿で秋のおもてなし

秋、南欧や北欧のマルシェでは、たくさんの食料品や農作物が並びます。

旬のプラムや葡萄、梨に無花果。きのこもたくさんありますね。

生のままでも美味しいけれど、タルトなど焼き菓子も美味しそう。

お洒落な洋菓子に、アンティークのお皿はぴったりです。

落ち着いた年代物のテーブル、アンティークのお皿とカトラリーは、エレガントで可愛らしい。

並べて眺めるだけでも、笑顔が浮かんできます。

日本でも、秋は味覚の季節。

この時期だけの果物も出回り、季節のスイーツもあちこちで売り出されます。

使うのをためらっていたアンティークのお皿に、果物を盛ってみませんか?

皿に描かれた、植物などの絵柄を眺め、いつの時代、どんな土地に、どんな料理に使われていたのだろう……などと、お茶をしながら、ふと想像することが楽しいのです。

北欧や南欧では蚤の市に行けば、まだ使える可愛いデザインの食器が、たくさん売られています。

好きな色やデザイン、例えば動物の絵があるといつも欲しくなるなど、集めるほどに自分の好みがわかってきて、ついコレクションが増えてしまいます。

素敵なカップ&ソーサーが手に入ると、友人とのお茶の時間も楽しみになります。

少しずつ集めた宝物のようなアンティークプレートを、ダイニングの片隅の食器棚にしまって、好きな時に手に取って眺める。

香りのよい紅茶とお菓子を、お気に入りのお皿で……そんな暮らしは、日々を豊かな気持ちにさせてくれます。

これからの季節を思う、秋の夜のひととき

これからの季節を思う、秋の夜のひととき

夜、グラスにワインを注いで、くつろぐひととき。

シャンデリアのキラキラした光は、見ていて飽きません。

少し暗いなと思うコーナーには、キャンドルをひとつふたつ。

ランプの灯りで、室内は昼とは違う表情を見せ、壁や床が、あたたかい光に照らされます。

アンティークなシャンディアやランプで、お部屋は格調高く見えたり、暖かく見えたり。

照明で、お部屋の雰囲気が変わります。

居心地のよい明かりがともされた室内で、次の休日の計画を。

週末は、だれかと一緒に賑やかなディナーを楽しむ予定なら、考えることがたくさんあります。

旬の果物が美味しい季節。

無花果をサラダにいれて、デザートは葡萄のタルトに。

庭のハーブはマリネに使ったり、パスタのソースにしたりと、色々な使い道があります。

季節の花を食卓にあしらい、新鮮な食材でもてなすと、きっと喜ばれますね。

アンティークのお皿やお料理、テーブルクロスに使うリネンなど、考えることはいっぱい。

季節の変わり目は忙しいけれど、つい時間が経つのも忘れて、夢中になりそうです。

そんな毎日に、アンティークの家具や気持ちのいい天然素材のフロア、居心地のいいランプの光が、優しく寄り添います。

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