「新しさ」と「異国情緒」が調和する南欧の暮らし
古い建造物を慈しむヨーロッパ人
日本でマイホームといえば「新築」を望まれる方が多くいらっしゃいますが、ヨーロッパで新築を建てる人は実はそう多くありません。
イギリスやフランス、ドイツの他、北欧や南欧など多くの国々は古い景観を愛し、大切にします。
例えば、フランス。
フランスでは築100年を超えるようなアパートの存在は決して珍しくないので、多くの人が自然と中古物件を好みます。
そのため、フランス人のマイホームは、一般的に、中古物件を購入して、好みの内装にリノベーションしていくことがイメージされます。
その考えは、フランスの中心地パリはもちろん、地方に行っても共通する価値観となっています。
壊すのではなくそこにあるものを活かしながら、自分らしい理想の住まいを作っていく、そして次の住人へと繋いでいく。
なんだかとても素敵な考え方ですよね。
さらに、フランスでは、物件選びにも少し特徴があります。
「アパートがある通りの雰囲気」「建物の外観」「窓から見た風景」など、フランス人は、物件の諸条件だけでなく、その周辺に暮らしている住人たちが作り出す雰囲気に惹かれることも多いようです。
新築にアンティークなエッセンスを取り入れる
とはいえ、日本でヨーロッパと同じように好みの中古物件を探そうとしても、海外の街並みに出てくるような異国情緒あふれるデザインは数が少なく、正直難しいところ。
実際に暮らすとなると、エリアもある程度限定されるため、さらに海外のような中古物件を探すのは困難になります。
また、物件の立地だけでなく、気になるのは設備面。
やっぱりマイホームをつくるなら、ライフスタイルに合わせた動線も意識したいですし、水回りや住宅設備はできるだけ新しいものを選びたいですよね。
そんな時は、新築を念頭に置きつつ、内装デザインで古き良きアンティーク調のインテリアを取り入れるのがおすすめです。
どこか異国情緒を感じるアイテムを取り入れるだけで、住まいに少しずつ趣きが出てきます。
まだマイホームを検討している段階なら、まずは少しずつ自分好みのインテリアを集めて、好みの内装空間をイメージしてみるのもおすすめです。
例えば…。
■曲線や丸みのある家具
家具を選ぶなら、現代風のシャープな形状ではなく、丸みを帯びた輪郭をぜひ。
手作りなどで表現された自然な丸みは、アンティークの醍醐味とも言えます。
■昔ながらの素材選
テーブルや本棚などサイズの大きい家具は、特に木目を生かした自然素材のものを選んで、お部屋全体を暖かい雰囲気に導きましょう。
木材の他にも、布、皮、陶器、鉄など、昔から使われてきた素材選びが大切です。
■レトロな間接照明
素材や形状、色味を照らす灯りにもこだわりたいところ。
控えめな照度と暖色系の色味に加えて、ペンダントライトやスポットライトを用いて部分的に光を灯すと、かなり雰囲気が出てきます。
フランスの場合、都会的なパリだけでなく、少し車を走らせると見えてくる片田舎のような素朴な暮らしもとても人気なので、そんな時もアンティークのエッセンスが◎。
手作り感のあるアイテムが、インテリアのポイントになってきます。
どこから何をしたらいいのか分からない時は、まずは丸みをある家具や、手作りの古道具、レトロな間接照明などを取り入れてみてはいかがでしょうか。
多くの人が憧れる海外の田舎暮らし
家の中に少しずつ好みの古道具や家具が増えてくると、やっぱりリビングダイニングやキッチン、寝室、子供部屋、さらに玄関やトイレなど、家全体を憧れの内装に変えてみたくなりますよね。
海外の暮らしはもちろん、先程ご紹介したフランスの片田舎風の暮らしなど、こだわればこだわるほど自分たち好みの住まいへと育まれていくので、自然と愛着が湧いてきます。
実際にフランスの片田舎の住まいを叶えたい!と思ったら、私たちの出番です。
私たちは、こだわりのデザインや素材、技法によって、フランスの片田舎にある古くて美しい家をお届けできます。
新しい住宅設備を意識しつつ、アンティーク調の内装デザイン、さらに外観もフランスの片田舎風のデザインにこだわることができます。
■素材選び
アンティークな素材として代表的なのは「ウッド材」です。
使い込まれることで味わいが増す自然素材は、フランスの片田舎風インテリアには欠かせません。趣のある「漆喰」を用いた壁も素敵です。
■塗装・風合い
塗装は手塗り感がとても大切。経年変化による塗装の剥げのような演出もポイントになります。色味は基本的に白系と茶系が好まれます。
少し色褪せた印象やムラがあれば、よりアンティークらしい表情が生まれます。
新築のよさと中古物件の味わいを併せ持った住まいへ
いかがでしたか?
フランス人のような、昔から受け継がれてきたものを大切にする暮らしもとても素敵ですが、日本で同じような暮らしを叶えるのはとても大変です。
日本人として慣れ親しんだ生活の利便性を取り入れながら、柱や梁、床、外積や内壁など、そこかしこにフランスの片田舎風のデザインを散りばめたい。
贅沢なようで、マイホームにこだわるなら誰もが望む、生活のしやすさと内装デザインのバランス。
私たちなら、フランスの片田舎に佇む、素朴でぬくもりあふれる美しい家を、デザイン性と機能性にこだわりながら再現できます。
10年先も、20年先も、決して色褪せない美しさが宿るマイホームを一緒に叶えてみませんか?