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アンティーク照明にヴィンテージ家具やソファ、間接照明に照らされる本漆喰の柔らかな陰影が落ち着きのある北欧や南欧のインテリアによく似合います。

暮らしの中で「キッチン」は欠かせない場所のひとつですよね。

毎日立つ場所だからこそ、内装デザインから小物に至るまで、お気に入りが詰まった空間にしたいものです。

今回は、毎日の料理が楽しくなるような「フランスらしさが詰まったキッチン」についてご紹介します。

南欧では、インテリアにタイルを取り入れて、おしゃれにコーディネートされたキッチンが数多くあります。

シンプルで素朴な漆喰壁と、アクセントとなるデザイン性の高いタイルは、とても相性の良い組み合わせです。

素材感のあるタイルは、触ったときの質感や光が当たったときの見え方などが面白く、空間に豊かな表情を生み出してくれます。

さまざまな種類のタイルからお気に入りの一品を探し出す過程も、家づくりの楽しさのひとつです。

キッチンにある調理道具も、インテリアを彩る重要なアイテムです。

チーズをモチーフとしたデザインの「チーズナイフ」や、ガレットやクレープを焼くための「クレープパン」、フランス発祥のメーカーである「ル・クルーゼ」や「ストウブ」の鋳物ホーロー鍋･･･。

フランスならではの調理道具は、実用的でありながらデザイン性も高く、見ているだけで心惹かれる魅力があります。

お気に入りの調理道具を使えば、料理している間も楽しく、でき上がった料理は一層美味しく感じられそうです。

自分の「好き」が詰まった空間は、料理好きな方はもちろん、料理があまり得意でない方でもキッチンに立つ時間を特別なものにしてくれます。

おしゃれなキッチンを実現させるためには、キッチンの中だけでなく、隣接するダイニングやリビングとのコーディネートバランスが大切です。

ダイニングテーブルや椅子、照明、ディスプレイする小物など、細部にまでこだわりぬくことで、フランスらしい世界観を演出できます。

蚤の市で見つけたお気に入りの食器に、キッチンで作った料理を載せ、おしゃれなランプが灯す温かな光の下で、アンティークなダイニングテーブルで食事する･･･。

料理を作り、食べ終わるまで「見て楽しく」「食べて美味しい」食事の時間は、何にも代えがたい幸せなひとときです。

おしゃれなキッチンで、いつもより時間をかけて丁寧に料理をするのも、週末のおうち時間の醍醐味です。

お友達を招いてクレープパーティーをしたり、お気に入りのグラスにワインを注ぎ、おしゃれな器にチーズを載せて映画鑑賞をしたり。

手料理や飲み物を持って、公園でピクニックも楽しいですね。

家族と一緒につくる料理はきっと格別です。

大人同士で過ごしたり、子どもと一緒に楽しんだり･･･「食」を中心としたおうち時間は、「好き」を詰め込んだキッチンだからこそ叶えられる幸せのカタチです。