「ガレット・デ・ロワ」が似合う素朴で愛らしい住まい
ガーディアンホームは、お客さまとの信頼関係を大切に、藤沢・鎌倉・逗子・茅ヶ崎・寒川の湘南エリアに密着した新築、リフォーム・リノベーションの住まいをお届けしています。
アンティーク照明にヴィンテージ家具やソファ、間接照明に照らされる本漆喰の柔らかな陰影が落ち着きのある北欧や南欧のインテリアによく似合います。
無垢フローリングに囲まれ、ゆらゆら揺れながら椅子に座り本を読むくつろぎのスローライフは、50代から60代にとって癒やしが感じられるリフォームのデザインです。
ガーディアンホームが手掛けるラフェルムには、フランスの暮らしを感じさせる魅力が詰まっています。
フランスの田舎暮らしを叶えるなら伝統行事まで楽しんで
新しい年を迎えて、早くも2週間以上が経ちましたが、みなさまいかがお過ごしですか? 今年も、フランスの田舎暮らしや住まいの魅力をたくさんお伝えしていきますので、よろしくお願いします。
さらにこれからは、フランスの文化や習慣についても少しずつ織り交ぜてご紹介していきたいと思っています。
フランスの田舎暮らしに憧れているすべての方へ、ちょっとした小話を織り交ぜながらお届けしますので、どうぞお楽しみに。
季節ごとのフランスの伝統的な暮らしが、みなさまの暮らしを彩るエッセンスになりますように。
年が明けたら「ガレット・デ・ロワ」の出番
今回ご紹介するのは、フランスの新年の縁起物として有名な伝統菓子について。
フランスでは、毎年1月6日の公現祭「エピファニー(Épiphanie)」をお祝いする際、「ガレット・デ・ロワ(galette des rois)」と呼ばれる焼き菓子がよく食べられます。
パイ生地の中にフランジパーヌと呼ばれるアーモンドクリームが入ったシンプルなお菓子で、表面には美しい飾り切り(レイエ)が施されています。
中には陶器製の人形「フェーヴ」が入っており、フェーヴの入っているお菓子を当てた人は、1年間幸運が続くのだとか。
この時期はブーランジェリーにたくさんのガレット・デ・ロワが並び、有名なパティスリーから、特別感たっぷりのガレット・デ・ロワが販売されます。
プロのシェフが作るガレット・デ・ロワはもちろん絶品!なのですが、フランスの片田舎に住んでいると、ガレット・デ・ロワはお店では買わず、手作りする方も多くいらっしゃいます。
なぜって?フランスの片田舎ともなれば、おいしいガレット・デ・ロワを買うために車で何時間も走らなければならない、なんてこともあるからです。
せっかく自宅でガレット・デ・ロワを手作りするなら、お気に入りのお皿やカップも用意しましょう。
アンティーク調のテーブルに、洗いざらしの真っ白なテーブルクロスをふわりとかけて、ペンダントライトに明かりを灯せば、ぽってりとした厚みのある漆喰壁にぬくもりが宿り、外の寒さを遠ざけてくれます。
きつね色に焼けたガレット・デ・ロアが登場したら、子どもたちと一緒にティータイムがスタート。
幸運のフェーヴを手に入れようと、賑やかな声が住まいに響きます。
お菓子作りのひとときも絵になる住まいとは?
さて、そんなガレット・デ・ロアを手作りするなら、舞台はスタイリッシュで都会的なキッチンよりも、少しゴチャついているけれど賑やかで料理の時間さえ楽しめるフランスの片田舎風のキッチンがぴったり。
フランス人は食べることをとても大切にしているので、食事の準備にも余念がありません。
少し離れた町の広場へ赴き、賑わうマルシェから新鮮な食材をたくさん買い込み、お菓子や家庭料理を楽しみながら作るのです。
フランスの片田舎のようなキッチンを作るなら、清潔感や使い勝手だけでなく、遊び心をプラスして愛着の湧く空間を叶えてみませんか。
例えばキッチンカウンターや背面に、レトロでかわいらしいランタン型のモザイクタイル「コラベルタイル」を施す、なんてこともおすすめです。
最近の日本のキッチンは、奥まった場所に設けられたクローズドキッチンではなく、リビングやダイニングから見渡せるオープンキッチンが主流。
フランスの片田舎のようなインテリアを叶えるなら、キッチンだけでなくLDK全体にも意識を向けてみましょう。
表情豊かなでこぼことした塗り壁に、ヴィンテージ加工と塗装を施した柱や床、天井の梁、フランスの古い農家をイメージした優しい照明、鉄の無骨さとしなやかなエレガントさを両立したアイアンの手すりなど。
キッチンに留まらず、住まい全体のデザインにこだわれば、ますますフランスの片田舎風の装いに近づきます。
キッチンでお菓子作りを楽しんだ後は、リビングでガレット・デ・ロアを味わいながら、今年の抱負を話したり、1日のできごとを報告しあったり。
物語の舞台のように素朴でぬくもりにあふれる住まいなら、毎日の何気ないシーンはもちろん、季節ごとのイベントも、きっと素敵な思い出になることでしょう。
ガレット・デ・ロワで楽しむフランスの田舎暮らし
いかがでしたか? 今回は、フランスの新年に欠かせない「ガレット・デ・ロア」と、そんな伝統菓子にピッタリの内装デザインについてご紹介しました。
時代や流行を追いかけていると、ついつい季節ごとの行事もおざなりになってしまうもの。
けれど、自分だけの「好き」に囲まれた暮らしを叶えると、流行を追う以上に心の満足度を高めることができます。
フランスの片田舎に暮らすような住まいを叶えるなら、ぜひガーディアンホームにお声がけください。
大好きなフランスの田舎暮らしについてお話ししながら、少しずつ憧れの暮らしに近づくお手伝いができればと思っています。
ちなみにガレット・デ・ロアは、最近では1月6日だけでなく1月の終わり頃まで楽しめるようになり、日本でも見かけることが多くなりました。
家族や友人と集まる際の差し入れにもぴったりな焼き菓子なので、ご興味のある方はぜひ味わってみてくださいね。