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風呂リフォームの時期やタイミングについて解説します！

2022-03-25

「お風呂のリフォーム時期を考えているけど、いつ頃が良いのかな」
「なにか気を付けるべき点はあるのかな」
このようなお悩みをお持ちの方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
今回の記事では、お風呂リフォームの時期やタイミングについて解説します。

□お風呂の寿命とは？

お風呂の寿命は、20年が目安と言われています。
最後にお風呂のリフォームを行ってから15年が経つと、浴室内部にカビや汚れが目立ちやすくなります。
このタイミングを逃してしまうと、壁や床の素材の劣化が加速したり、維持費がかさんだりしてしまいます。
総合的にみると、結果として損をしてしまうかもしれません。

お風呂は常に湯水がかかるため、家の中で最も湿気が高い場所です。
そのため、内部に浸食して土台が腐食していたり、白アリの被害にあっていたりする場合があります。
このような事態が発生すると、追加で工事費用が必要になります。
また、古い設備を使い続けてしまうと光熱費がかさんだり、場合によっては健康被害を及ぼしたりする危険性があります。

□お風呂のリフォーム時期を判断するポイントとは？

＊コーキング部分

「コーキング」とは、浴槽と壁の隙間や、壁と壁の隙間をふさいでいる資材のことです。
コーキング材がひび割れていたり、カビなどの劣化が見られたりする場合には要注意です。
水がコーキング材の隙間から内部に浸食してしまい、水漏れや内部の腐食、白アリの被害などにつながってしまいます。

＊取れないカビや進行している錆がある

カビや錆は、手間をかけて掃除すると通常は取り除けます。
しかし、浴室内部まで浸食してしまうと、なかなか取れにくくなってしまいます。
浴室掃除を中途半端なまま続けてしまうと、カビや腐食がどんどん進行してしまいます。
気づいた時には浴室がぼろぼろな状態になってしまいかねません。

＊排水溝の嫌な臭い

排水溝から臭いや虫が上がってくる場合、封水と呼ばれる臭いを止める水が溜まらない状態になっていることがあります。
水が溜まらなくなっている場合、排水管の故障や不具合が発生しているケースが多いです。
また、排水溝の内部や雑菌、排水管が汚れている場合も悪臭を引き起こす原因になります。

＊浴槽や壁、床の劣化

長い間浴室を使っていると、浴槽や壁、床にひび割れが生じてしまう可能性があります。
初めは目に見えないほど小さなものですが、放置しているとどんどん劣化が進み、ひび割れ部分から内部に水が浸入してしまいます。
腐食や水漏れの原因になるため、注意が必要です。

特に、壁などがタイル材で施工されている場合、経年劣化によってタイル目地を埋めているコーキング材が劣化してひび割れることがあります。
また、タイル材そのものが割れたりひび割れたりする危険性もあるので、とても危険です。

＊換気扇

換気扇の効きが悪くなると、浴室内の換気がうまく行われず、湿気がたまってカビが発生しやすくなったり換気扇自体が錆びたりしてしまいます。
経年劣化によって機能が低下している場合や、換気扇の軸部分のオイル不足などによって換気扇の効きが悪くなっている場合もあります。

□お風呂リフォームをする前に知っておきたいポイントとは？

お風呂のリフォームが終わってもすぐに入浴できない点には注意しましょう。
基本的にリフォームの翌日には入浴できますが、防水処理を施しているためしっかりと乾燥させなければいけません。
特に、お風呂の種類を変更した場合も注意が必要です。
時期によって乾燥に時間がかかってしまうことがあるので、施工会社に確認しましょう。

季節によってリフォーム工事は順番待ちが発生することがあります。
特に、夏や年末、年度末はリフォーム工事を依頼する方が多いです。
直前になってリフォームを依頼しようとしても、予約できずに想定していた時期にリフォームできない場合があります。

リフォームの適切なタイミングを逃してしまうと、余計な費用がかさんでしまいます。
約20年がリフォームの目安ですが、このタイミングを逃すと劣化が加速して維持費や修繕費が追加でかかってしまいます。
外見だけではわからなくても、浴室は常に湯水がかかっていて湿気が多いため、内部は大きなダメージを受けているのです。

また、古い設備を使い続けていると光熱費がかさんだり、お湯がうまく出なくなったりします。
お風呂リフォームを行うことで、節約効果も期待できるでしょう。
お風呂リフォームの時は、水漏れなど事前にはわからない事態に緊急の対応が必要なケースがあります。
ご自身の予算以上に費用がかかってしまう可能性があることに注意しましょう。