整えるのが楽しくなる、アンティークな住まいのお掃除ルーティン
ガーディアンホームは、お客さまとの信頼関係を大切に、藤沢・鎌倉・逗子・茅ヶ崎・寒川の湘南エリアに密着した新築、リフォーム・リノベーションの住まいをお届けしています。
アンティーク照明にヴィンテージ家具やソファ、間接照明に照らされる本漆喰の柔らかな陰影が落ち着きのある北欧や南欧のインテリアによく似合います。
無垢フローリングに囲まれ、ゆらゆら揺れながら椅子に座り本を読むくつろぎのスローライフは、50代から60代にとって癒やしが感じられるリフォームのデザインです。
ガーディアンホームが手掛けるラフェルムには、フランスの暮らしを感じさせる魅力が詰まっています。
リフォームや建て替えなどをご検討されている方の中には、せっかく新しく住まいをきれいにするなら、お手入れが簡単でなるべくキレイを保ちたいと思う方も多いと思います。
アンティークな住まいは、傷や汚れも趣として部屋の雰囲気に馴染むのも魅力ではありますが、それでもやはり気になるのが日々のお掃除。
「自然素材を使ったアンティークな住まいは、一般的なものより掃除がしにくいのだろうか。」
アンティークな住まいの雰囲気が理想でも、そういった不安があると躊躇してしまいますよね。
ですが、意外に思われる方も多いのですが、アンティークな住まいの日々のお掃除は、特別なものはありません。
それどころか、普段皆さんがされていることで、充分な場合もあります。
厳密にいえば、ご検討される素材の種類によって詳細なお手入れ方法は異なってきますが、今回は、アンティークな住まいをご検討される方に向けて、一般的なお掃除ルーティンをご紹介します。
アンティークな住まいに欠かせない内装の素材
お掃除ルーティンをご紹介する前に、アンティークな住まいに欠かせない内装材についてお話します。
内装とは、住まいのなかの設備や装飾のことをいいます。
キッチンや洗面といった設備だけでなく、照明から壁・床・天井などの仕上げといった、家の中の空間に関わるもの=「内装」に含まれます。
アンティークな住まいは、使い込んだような古めかしさが魅力です。
そのため、内装もアンティークな住まいならではの素材や特徴があります。
そこで、お掃除ルーティンについてお話しする前に、アンティークな住まいを作り上げる大切な要素である素材をご紹介します。
①アンティーク加工を施した床材
アンティークな住まいで欠かせない素材と言えば木材!
特に床材はお部屋の中でも占める面積が大きいため、床材で空間の雰囲気はガラッと変わります。
ラフェルムでは、落ち着いた木の素材感を感じていただける、アンティーク加工を施したオーク材やパイン材を使用したフローリングを使用します。
②厚塗りで仕上げる漆喰の塗壁
ラフェルムで採用している天然成分100%の漆喰を使った塗壁は、仕上げ方に特徴があります。
その特徴とは、表面を敢えてでこぼこと厚塗りで仕上げること。
通常の2倍ほどの厚みになり、断熱効果が高くなります!
厚塗りに仕上げることで、モコモコとした温かみのある空間を演出することができるのも魅力です。
まるで長年補修を重ねながら大切に住み続けてきた住まいを再現したようで、そこに居るだけでほっと安心できる、安らぎを感じていただける空間を叶えるための大切な要素になります。
③タイル
防水・耐火・耐熱性に優れているタイルは、その特徴から洗面だけでなくキッチン周りの壁にも適している壁材のひとつです。
デザインも豊富なので、お部屋の雰囲気や好みに合わせて選ぶことができるのも嬉しいですね。
日常のお掃除は時間や手間を最小限に
意外に思われるかもしれませんが、日常のお掃除は時間や手間はそれほどかかりません。
①無垢のフローリング
→基本的には、掃除機をかけるだけでOKです。
クイックルワイパーなどの掃除用品は、ドライタイプを使います。
ウエットタイプには洗剤が含まれていることがあり、無垢材に長時間接することで変色する場合もあるため使わないことをおすすめします。
②漆喰の塗壁
→漆喰壁の日常のお掃除は、ほこりを落とすこと。
先ほどもお伝えしましたが、漆喰壁は静電気を貯めない性質のためほこりが貯まりづらいという特徴があります。
しかし、全くほこりがつかないというわけではないため、普段のお掃除でほこりを落としておきましょう。
③タイル
→洗面周りのタイルは、水がかかったら、その都度ふき取ることが基本のお手入れです。
毎日、こまめに、ほんの少しの手間をかけるだけできれいが続きます。
キッチンのタイルは、水撥ねのほか油汚れもつきやすい場所です。
調理後に、お湯を使ってすぐ拭くと、落としやすいのでこちらも習慣化しましょう。
知っておきたい、念入りお掃除のポイント
気を付けたいのが、不意に汚してしまった際の対処です。
①無垢のフローリング
→仕上げに施している塗装によって異なってはきますが、基本的に無垢材に水気はNG。
べたつきが気になる場合は、固く絞った雑巾で優しく拭いた後に乾拭きをして水分をしっかり取りましょう。
洗剤の成分によっては、フローリングが変色する原因になるため 洗剤を使う場合は、無垢材専用のものを準備しましょう。
②漆喰の塗壁
→手垢などの軽めの汚れは消しゴムやメラミンスポンジで、コーヒーやお茶等、漆喰に色素がしみ込んでしまうような汚れはサンドペーパーで表面をきれいにこすり落としましょう。
何れも漆喰を薄くそぎ落とす為、やり過ぎることで白く浮いてしまったりくぼみができてしまうなど、却って悪目立ちする場合もあるので目立たない場所で試しながら丁寧に作業をおこなうのがポイントです。
③タイル
→タイルの目地にカビがついてしまった場合は、漆喰壁と同様 カビキラーなどの塩素系洗剤を使用します。
目地に直接吹き付け、数十分から数時間放置します。
きれいになったら、濡れ雑巾で洗剤をふき取り、その後乾いた雑巾で水気をとって終わりです。
漂白剤を吹き付ける際は、床や真鍮製の蛇口など目地以外につかないよう注意しましょう。
傷や汚れも趣になるアンティークな住まい
冒頭でもお伝えしましたが、アンティークな住まいは使い込んだような古めかしい点が魅力とも言えます。
傷や汚れがついて、以前のように元通りにならなかったとしても、趣として楽しむことができるのもアンティークな住まいならではと言えます。
また、知らないことで生まれる「不安」は、知ることで「解決」する場合もあります。
住まいづくりで気になられることや不安に思うことをお話しすることから始めてみませんか。