水回りや内装、外壁…リフォーム時期はいつ頃?
大切なマイホームをきれいに保ち、この先も長く快適に住むためには、定期的なメンテナンスやリフォームが必須です。とはいえリフォームにはまとまった費用もかかるし、「まだ使えるから」とリフォーム時期を迷われるケースも多いのではないでしょうか。
今回は水回りや内装、外壁それぞれのリフォーム時期や見きわめるポイントをお伝えします。
水回りのリフォーム時期
まずは、キッチンや浴室、トイレなどの水回り。見た目がきれいでまだまだ使えそうでも、水分で内部が腐食していることがあるので、ちょっとおかしいなと感じたら早めに業者に点検を依頼することをおすすめします。
築10~15年で交換時期がくる
基本的に水回りは10年を過ぎたあたりから、不具合が出てくることが多いです。給排水管など目に見えない部分も、15年ほどたつとトラブルが増えてきます。トイレや浴室など、急に壊れて使えなくなると困るので、定期的なメンテナンスやリフォームを行いましょう。
こんな不具合があったらリフォーム検討を!
■キッチン
- シンク下からの水漏れ
- 換気扇や食洗器、IH、ガスコンロの故障
- シンクやコンロの汚れがなかなか取れない
- 排水口のヌメリや詰まり、においが気になる
■浴室
- カビやサビが目立つ
- 壁のタイルや浴槽のひび割れ、水漏れ
- 排水口のヌメリや詰まり、においが気になる
■トイレ
- 便座のひび割れ
- 水がスムーズに流れない
- 汚れや臭いがなかなか取れない
内装のリフォーム時期
壁や床も、経年とともにだんだんと汚れが染み付いてきます。新しいものに交換すると、新築のようにきれいになって気持ちが良いですよ。
築10年前後で傷みが目立ってくる
まず築10年前後で傷んでくるのが、壁や天井のクロス。穴やキズがあると、さらに劣化が進むのも早くなります。
合板フローリングやクッションフロアなどの床材も、10年くらいで劣化が気になってくることが多いです。トイレや洗面所など、水を使う場所の床は特に傷みやすいので注意が必要。
畳は2~5年で裏返して、そこから5年前後で表替え(畳表・畳縁を新しくする)、10~15年で畳床ごと新調するのが一般的です。
こんな不具合があったらリフォーム検討を!
■壁紙
- 汚れやヤニが気になる
- クロスの色が変わってきた
- キズやケバ立ち、たわみがある
- クロスのつなぎ目が剥がれている
■床
- 歩くときにきしむ
- 床が沈む、へこみがある
- キズや傷みが目立ってきた
■畳
- 沈みがある
- 黄ばみやキズ、変色が目立ってきた
外壁まわりのリフォーム時期
外壁や屋根のメンテナンスは素材によって多少の時期は変動しますが、だいたい10年ごとが目安です。大きなひび割れや雨漏り等の被害がなくても、塗料の防水効果が切れてくると、知らず知らずのうちに壁の中に水分が染み込んで、家の構造自体が傷んでしまうこともあります。
10年おきを目安に塗替えを
塗料によっては15年くらいメンテナンスが不要の場合もありますが、一般的には10年おきに塗替えを検討します。外壁材や構造の劣化が進むと、大掛かりな工事が必要になることも。こまめな塗装は面倒に思われるかもしれませんが、しっかりと雨や紫外線から守ることで、高額なリフォームが必要になる事態を防ぐことができます。
こんな不具合があったらリフォーム検討を!
- 塗料が劣化して粉末状になり、手で触ると粉がつく(チョーキング)
- 外壁のひび割れが目立つ
- 外壁のふくらみ、剥がれ
- サイディングボードの反り返り
- サイディングボードの隙間を埋めるゴムに亀裂が入っている
まとめ
マイホームを長持ちさせるには、定期的なメンテナンスやリフォームが不可欠です。ただ劣化した部分を修繕するだけでなく、最新式の設備を導入したり、壁紙や床の色を変えたりすることで、気分もリフレッシュできますよ。
大きな故障や不具合がなくても、見えない部分が傷んでいることがあります。ガーディアンホームではオンラインでの相談もできますので、もし少しでも気になることがあればお気軽にお問い合わせください。